いつでも、どんな時も上を見てたい

日々のあれこれ、気ままに書いてます。

ある女優さんの言葉

この間東京で、映画のトークイベントに行った際に、ある女優さんが登壇した。

その話がとても印象的だったので、ブログに書こうと思う。

その人は、子供の頃の大切にしている思い出とか、ちょっとした些細な出来事だけど、素敵な日常の一コマなんかが映像になって頭の中に流れてくるらしい。

それで、その思い出に触れるだけで、その映像が流れてくるだけで、

気持ちがいっぱいになって、「今日も生きていける!」と思うんだそうだ。

過去に起こった出来事に対して、こんな風に記憶を大切に自分の中で

積み上げていけたら、どんなにいいことだろうなぁと思った。

「これがあるから、生きていける」

私も出会ってきた人たちの中で、大切にしたい、信じておきたい記憶

ってあります。その思い出を大事にして、心の中で大切にとっておきたいなぁ、と

この話を思い出して、思います。

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みんな繋がっている

いま、生きていて、それは自分だけじゃない。

もう縁が切れてしまって会ってないあの子も。

みんな、一生懸命、悩んだり、色んなことがありながらも、

今を生きてるんだろうなぁと思ったら、

私一人じゃないって思って。

優しい気持ちになれて、幸せを感じました。

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今日見た不思議な夕焼け

最近、持病の解離性障害で、過去がよく分からなかったところ、

記憶が繋がり始めました。

きっと、これは現実として留めておきたいって、思える出来事があったから。

幸せなことに。

昔の痛い思い出も、愛情でくるんで、全部受け止められるようになりたい。

誕生日おめでとう

今日といっても日付が変わってしまったので昨日だけど、

亡くなった父の誕生日だった。

実家に帰ると、母が父の好物の茶わん蒸しを作っていてくれて、

彼と一緒に食べた。ずっと行けていなかったお墓参りに行って、母が用意してくれたスイセンを活けて、お墓の掃除をした。

良いお天気だったけど、風の強い日だった。

 

ごはんを食べながら、もし・・・という考えも浮かんだけど、考えない。

ひとつひとつ 積み木のように重なっての今だと思うから。

そして、過去に失礼かもしれないとも思う。

 

それでも、父の笑顔が、見たくなるなぁ。きっと天国で笑ってるんだ、そうに違いないよね。天国のみんなは、笑顔だと思うから。

父がいるみたいに、皆で笑って、生きていこうと思う。

 

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山歩きが好きな父といつか歩いた山道。お正月に家族みんなで歩いた。

 

自分を好きになるとっかかり

自分を好きになるとっかかり。

私は本当に心が欲しがっているものを、昔、買えませんでした。

知らず知らずのうちにあとで、と押しやってしまったり。そして結局買わなかったり・・

でも、好きなものを買って、自分のそばに置いて、時折見たり眺めたりするということは、「もの」が「鏡」になって、自分を写し出してくれるように思います。

 それは良い鏡で、自分の心もほかほかさせてもらえるような、さらにその心持ちが翻って、自分のことも暖かい目で見つめられるような鏡です。

そんな、「好きなもの」にはスペシャルなエネルギーがあるように思います!

 

最初のうちは、かなり背伸びをして、昔本当に欲しかったのに手が出せないままになっていた本や、自分好みの絵の手帳などを、「えいっ!」と買っていました。「好きなものを〇個買う」と目標を立てて、リストアップして買ったりもしました。

使ったり読めなかったりしても、部屋に置いて立てかけておいたりするだけで、ようやく買えた嬉しさで心も温かくなったり、嬉しくなったり。過去から積み上げてきた「欲しい」という好きの感情が踊りだすような感じです。

 

「好きなものを買う」は、自分を大切にするためのご褒美のような、よいことづくめのショッピングだと思います。

 

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散歩道で見つけたてんとう虫

 

カフェ

私の住む近所にカフェが無かったところへ、

徒歩圏内で行けるプロントが出来ました。 

 

昼間、散歩がてら行ったり・・・

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ベリーのタルト。おいしかったです。

 

夜11時までやってるので、夜も勉強しに行ったり絵を描きに行ったり。

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チーズスフレパンケーキ、お店の前に出ている看板にも手描きでおすすめされているくらいで、美味しかったです!また食べたい。

 

カフェができて少し生活に華ができました。

きれいなカフェに行って、帰ってくると、私の家も掃除しよう!となったりします。

 

 

 

 

 

キアゲハの旅立ち

去年、育てていた小さなパセリの鉢植えに、初めてキアゲハが産卵していった。

秋の中ごろだったから、幼虫たちは越冬蛹になり、今年の春に長い冬眠?から目覚めてちょうちょになった。

キアゲハ(というか蝶々全般がそうなのかは分からないけれど)は羽化した場所を覚えていて、産卵する時に戻ってくるという話を聞いて、何株も増やしたパセリに水あげしながら、来るかなぁ?と待っていた。

そして時間が過ぎ、9月の初め、パセリが忽然とむしられたように無くなっているのに気づき、食べつくしてお腹をすかした幼虫たちが枝のさきっぽに止まってピンと背筋を伸ばしている姿を見つけて、びっくりした。

 

終齢まで育てあげられたのは全部で15頭。

パセリが無くなってしまったので、食料はセリ。近所の水路にセリがわさわさと生えているのを、春に散歩をしながら見つけていた私は、自転車に乗ってセリを取りにいった。でも取るのが大変だったので、キアゲハの食用に野ゼリを売ってくれているおじいさんから購入して育てました。

 

無事に蛹になった個体たちは、毎日のように羽化して外へ飛び立っている。

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手乗りになるっていう話しを聞いて、おそるおそる指を差し出すと、本当に乗ってくれて、嬉しい出来事もあった。

そのまま窓から外へ出してあげると、ぱっと飛んでいく。その感触と、旅立ちに、新しい風が心の中にはいってくるような、すっとした綺麗なものをもらう。

それはなんなんだろう。新しい命の輝き?

分からないけれど、生きることの新しい扉が開くのを、垣間見ている気がする。

もしかしたら、子育てや、いろんな命に関わることは、こういう経験が伴うのかもしれない・・・なぁ。

私は「育てる」ことにこんなに真剣に向き合ったことが無かったから、こんな、気持ちを経験するのも初めてでした。機会があったら、どんな風に育てたかも、書いてみようと思います。

 

 

 

サボテンの花が咲いた

私の育てているサボテン、金盛丸の花が咲きました。

真っ白でたくさんのおしべ?が可愛らしく 一晩限りの花です。

夜に開花しはじめて真夜中に開きました。

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花芽?っていうのか分からないですけど、ぐーんと枝のようなものを伸ばすんです。

それが、10日前か2週間前からか・・

少しずつ少しずつ準備して、一晩だけ、夜にお花を咲かせる。1年に1回きり。

 

かれこれ7年一緒に生活をしてきて、初めて見れた花でした。

ちなみにこの花の主は、一番初めに育て始めたサボテンのつけた子供サボテンで、

親サボも今年初めてお花を咲かせてくれたのだけど、病気で具合が悪くて、実家にいたので見れませんでした。

 

サボテンの故郷では、夜の真っ暗闇の中で、月に照らされながらこんな白い花を誰にも知られず、咲かせているのでしょうか。